2・3あいば野集会
■ 「2・3あいば野集会」に250名の仲間が結集
2月3日、滋賀県高島市にある住吉公園で「2・3あいば野集会」が行われました。
会場となった住吉公園のすぐ近くには、陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場があります。饗庭野演習場では、昨年11月14日の実弾訓練で、自衛隊が81ミリ迫撃砲弾を国道付近に着弾させて民間車両を破損させる事故を起こしました。
ところが、それに対する対応策や住民への説明も不十分なまま、121日から実弾演習を再開。さらに、2月4日から15日に行われる日米合同演習へのオスプレイ4機の飛来も発表しました。
饗庭野演習場では、2015年7月にも2・5キロ離れた住宅の屋根と天井に重機関銃弾が貫通して破損させるという事故を起こしています。部屋に落ちていた銃弾を住人が見つけて通報したのです。
沖縄の基地問題や原発問題同様に、「住民の生命や暮らし」が脅かされている問題は優先して解決すべきです。しかし、住民の訴えにも全く耳をかさないのが今の安倍政権です。
■県民の声は常に聞かない現政権
集会当日、不安に怯える住民無視の実弾演習、日米合同軍事演習、オスプレイの飛行に反対する250名の仲間が結集しました。
集会では、参加した各団体の代表者が近隣諸国と敵対して軍事大国化を進める安倍政権を批判。日米合同軍事演習をやめさせ、憲法改悪を阻止して平和な社会を闘いとろうと呼びかけました。
関生支部から参加したメンバーを代表して坂田副委員長が挨拶を行いました。坂田副委員長は、この間の弾圧に対する支援への感謝を述べ、長期勾留されている仲間を早期に奪還するために闘い続ける決意を力強く語りました。
また、「関生支部の闘いは憲法を守る闘いであり、その意味で戦争に反対する闘いとつながっている」と述べ、戦争につながるあらゆる策動に反対するとの決意を表明しました。
集会後は、デモ行進が行われ、冷たい雨が降るなか饗庭野演習場前を通り、日米合同演習への抗議の声をあげました。
戦争する国づくりを進める安倍政権に対して一人ひとりがはっきりと戦争反対の意思を示す必要があると感じました。
≪京津ブロック≫
【 くさり3月号より 】